灼熱カバディと現実のカバディのルールの違い

「灼熱カバディ」で描かれるカバディと現実のカバディにはいくつかのルールの違いがあります。

「灼熱カバディ」を見て、現実のカバディを体験、観戦してみたい!と思った方、もしくは現実でカバディをプレイしているので「灼熱カバディ」を読んでみたい!という方は是非この記事を読んでいただけると幸いです。

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灼熱カバディと現実のカバディ

これから紹介する主なルールの違いは3つ。

  • 攻撃時間
  • 体重制限
  • ボーナス

現実のカバディのルールは日本カバディ協会プロカバディのものを基準に判断していきます。この二つのルールはほぼ同じものとなっています。

攻撃時間

カバディカバディカバディ…そう唱えていられる間がカバディの攻撃時間。なんとカバディをカバディたらしめていると思われるこのルールがまず異なります。

灼熱カバディ

出典:灼熱カバディ 1話

「灼熱カバデイ」の場合は多くの人がそう思っているように攻撃時間はカバディカバディ…と唱えていられる時間、すなわち攻撃時間=キャント時間となります。

そのためキャント時間が異常に長いという個性ある選手も生まれていますね。

現実のカバディ

Each raid is restricted to 30 seconds (in both the halves). The clocks will be set / reset as raider crosses the center line or when the raid is over.

https://www.prokabaddi.com/prokabaddi-rules より引用

英語で書かれているので翻訳すると「各レイドは30秒に制限されています」となります。この通り、現実のカバディの攻撃時間はキャントしていられる時間ではなく、一律で30秒までと決まっています。

キャント、キャントアウト
レイダーは相手チームのコートに触れる前から、自陣コートに戻るまでの間、キャントを唱え続けなければならない。キャントを唱えない、不明瞭、明らかな息継ぎをした場合、キャントアウトとなり、シッティングブロックで待機。相手チームに1点が入る。

https://www.jaka.jp/ルール説明/ より引用

しかし、30秒と決まっているからキャントをしなくて良いというわけではなく、キャントはきちんと行わなければなりません。また、キャントが途切れるとキャントアウトとなり相手チームに1点入ります。

日本カバディ協会の公式サイトには秒数制限についての記述がありませんが、記述がないだけでルールはおそらく同じだと思われます。

制限体重

カバディには試合に出場できる体重に制限があります。今度はこちらの違いを見ていきましょう。

灼熱カバディ

出典:灼熱カバディ 8話

「灼熱カバディ」では大会に出場できる体重の制限は80kg以下と定められています。この80kgを上回らないように様々な選手が減量や調整をしていくことになります。

中には明らかに80kgをオーバーしているように見える選手もいますが…

現実のカバディ

体重制限

男子85kg以下 女子75kg以下。

https://www.jaka.jp/ルール説明/ より引用

現実のカバディでは「灼熱カバディ」の80kgより5kg重い85kgが制限体重となっております。

なお女子は75kgとされていますが女子の場合はコートの大きさなど他のルールも異なります。

ボーナス

守備が6人以上いる場合に適用されるボーナス。こちらのルールは灼熱カバディと現実のカバディで大きく異なります。こちらを詳しく解説していきます。

灼熱カバディ

出典:灼熱カバディ 5話

まず灼熱カバディのボーナスの仕様をまとめてみます。

  • 守備が6人以上いる場合に適用される。
  • ボーナスラインを越えて、かつ帰陣すれば得点となる。
  • ボーナスの得点による味方の復活はない。

主にこの3点が「灼熱カバディ」のボーナスの仕様となります。

奏和高校との練習試合では特別ルールとして守備が5人以上いる場合にボーナスが適用されました。

現実のカバディ

ボーナスライン

アンティが6人以上、コートにいる場合に限り、適用される。レイダーがストラグルになる前にボーナスラインを超えた場合、ボーナスポイントとして1点がレイド側に入る。怪我により一時的にコートを離れ、アンティが6人より少なくなっても、その選手を加えた時、アンティが6人であれば、ボーナスラインは適用される。

https://www.jaka.jp/ルール説明/ より引用

ボーナスラインを超える

レイダーが敵陣コートのミッドラインとボーナスラインの間に身体のどこも触れていない状態で、敵陣コートのボーナスラインとエンドラインの間に接触すること。

https://www.jaka.jp/ルール説明/ より引用

続いて現実のカバディのボーナスの仕様をまとめてみます。

  • 守備が6人以上いる場合に適用される。
  • レイダーがストラグルになる前にボーナスラインを越える必要がある。
  • レイダーはミッドラインからボーナスラインの間のどこにも触れてない状態でボーナスラインを越える必要がある。
  • ボーナスラインを越えた時点で得点となる。
  • ボーナスの得点による味方の復活はない。

「灼熱カバディ」との主な違いは、ボーナスラインを越える際に条件が追加されることと、越えた時点で得点となることです。

2つの条件

現実のカバディではストラグルになる前、つまり誰かと接触する前にボーナスラインを越える必要があります。ストラグルに入った後ではボーナスは無効となります。

加えてボーナスラインを越える際にミッドラインからボーナスラインの間、つまりボーナスラインより自陣側のエリアに接触していない必要があります。すなわち完全にボーナスラインの向こう側へ行くか、片足を浮かせて地面と接触していない状態でボーナスラインを越える必要があります。

「灼熱カバディ」にはこれらの条件はないのでどんなタイミング、立ち位置でも、ボーナスラインを越えれば有効となります。

得点のタイミング

現実のカバディでは上記の条件が追加されるものの、ボーナスは越えた時点で得点となります。つまりその後帰陣できなくとも得点となります。

「灼熱カバディ」の場合はボーナスを越える際に複雑な条件の追加は無いものの、帰陣できなければ得点にはなりません。つまり通常の人へのタッチと同じ扱いとなります。

またどちらの場合もボーナスの得点ではアウトになった味方の復活はできません。

まとめ

灼熱カバデイ現実のカバディ
攻撃時間キャントが続くまで30秒まで
体重制限80kgまで85kgまで
ボーナスラインを越える際の追加条件は無いが、帰陣するまで得点にならないラインを越える際の追加条件はあるが、越えた時点で得点となる

これらが主な灼熱カバディと現実のカバディのルールの違いとなります。他にも延長戦でのルールなどが少し異なりますが今回は割愛させていただきます。

ルールが異なる要因としてはプロカバディの発足などにより年々カバディのルールが変わっていることや漫画としてのわかりやすさを考慮した可能性などが考えられます。

出典:灼熱カバディ 178話

また「灼熱カバディ」178話では作品内における今後のルール変更の可能性が示唆されています。

ここまでお読みいただきありがとうございました。記事のご感想やご意見、ご指摘等ございましたらコメントやTwitterにて連絡をいただけると幸いです。

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