第194話 なんでだよ【感想】

マンガワンでの先読みの感想記事です

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本編感想

ついに来ましたヴィハーンの深掘り回。とりあえず、現時点でのヴィハーンに関する情報をまとめてみたいと思います。

  • 山田曰く練習どおりやれば絶対負けない。
  • 脚技の使用頻度が高すぎる。
  • 明らかに手を使用すべき場面で遅れる。
  • 王城曰く3年前の世界戦から成長していない。むしろ劣化している。
  • 試合中に過去がフラッシュバックする。
  • 脚に治療痕のようなものがある。
  • 過去になんらかの推薦状を受け取る。
  • 本当の敗北、『最悪の敗北』を経験する。

こんなところでしょうか。能力の劣化や試合中のフラッシュバックなどから考えてイップスの可能性が一番高そうですかね。

練習の光景や山田の発言から考えて、練習のような動きを本番で行うことができないといった感じでしょうか。

「ブレないの強い。」というセリフはもしかしたら自身が試合中にブレてしまう故のものなのかもしれません。

過去にブログでも提唱していたイップス説ですが、山田がヴィハーンの精神面を褒めていたので可能性は低いかなと思っていました。

しかしイップスとなれば山田の「それで言ったら一番強いのは…」というセリフがどういう意味なのか読みづらいですね。

ヴィハーンのことを指した発言に思えますが、当のヴィハーンは本番中のみ何かに恐怖してブレているように見えます。

あと自分がかつてヴィハーン弱体化説に半信半疑だった理由の一つが山田やヴィハーン、奧武側の自信です。

山田の「守備が減ることはねーんだしよ。」やヴィハーンの「見ればわかるよ。」というセリフですね。

本当に弱体化していたら出ないセリフだと思うので、やはり練習では本来の動きができる可能性が高い気がします。

去年の時点では山田がビデオ通話越しに見る練習の様子も普通のようでしたし、試合で見せてない「消えるレイド」も奧武の練習で見せていました。なにより笑顔でもありましたね。

山田がヴィハーンに声かけを行なっていることから考えるに、山田も事情を知っている可能性が高そうです。

となると、奏和が紅葉との試合を高谷のステップアップを目標に行っていたように、奥武はこの試合をヴィハーンのイップス克服にあてている可能性もあるのでしょうか。

しかしそうなると決勝リーグからヴィハーンを使うという山田の縛りがよくわかりませんね。イップス克服にあてるなら緒戦から出たほうが良い気がします。

正直、能京の守備に倒される現在のヴィハーンを縛る理由は少ないように思えますし、本来強すぎないと縛らないと思うので、克服の算段があるということなのでしょうか?

意味深な1ページ目…この心象風景は何らかの比喩ですね。

まず、道が左(森)、中(道路)、右(階段)の3つに分かれています。「じゃあまたね」というセリフからその先は合流しているように思われます。

ヴィハーンはみんながこっちが正しいと言うからと道路へ進み、王城は森へと進んでいきます。森には王城直人と久納が先で待っています。

単純に考えればプロカバディ選手への道だと思われますが、うーん、難しい…。とりあえず森へ行った3人の共通点とヴィハーンとの違いを探ってみます。

まず第一に日本人であるということ。そう考えれば、道はプロへの険しさを表現されているものに思えます。

道が整備されているインドと整備されてない日本といったところでしょうか。しかしこれならば「そっちに行くの?」とはならないような気がします。

次にプレイスタイルが王道かどうか。カウンターを使用できる王城正人と久納はカバディ選手として邪道ともいえる成長をしています。

そう考えると整備された道というのは確立された成長法、練習法を指しているように思えます。ただ、王城直人の情報は不明ですし、主に守備手の久納はカウンターに頼ることも少なく、言うほど邪道なプレイスタイルではないですね。ヴィハーンも現在は王道ではないように見えますし。

最後に自ら望んでプロになりたいと思ったかどうか。強く望まないとプロになることのできない日本人と違い、ヴィハーンは流されるままにプロへの道を歩んできたのかもしれません。

「みんなこっちの道が正しいって言うんだ。」というセリフの意味は理解できる解釈ですが、険しい森の道といまいち対比できていないような気がしますし根拠もほぼないです。

イップス

さて、ヴィハーンのイップスの内容ですが、どうやら手がスムーズに動かないといった様子ですね。(全体的にキレもないようですが)攻撃手にとってハンドタッチは必須のスキルなので致命的なものとなっています。

手自体が動きにくいというよりは、脚技の軸に使用する際は動いているのでタッチの際限定で動きにくいのかもしれません。

となるとハンドタッチになんらかのトラウマがあると考えるのが自然でしょうか。(精神的な要因だと、全然関係ない理由で手が動きにくくなった可能性もありますが。)

試合中にフラッシュバックが起きているのでおそらくあの光景が原因と思われます。

とは言ってもあの1コマだけでは何を指しているのか全然わかりませんね…。3人の男が話し合っているようには見えますが…。

右の男が手を挙げて何か抗議をしている様子にも見えますし、喜んでいるようにも見えます。おそらく大人のプロ選手か指導者でしょうか。

最悪の敗北

『最悪の敗北』とは。この敗北は文字通り試合での敗北なのか、何かの比喩表現なのか。

何かの推薦状を受け取っていますが、U-15インド代表の推薦、またはプロの下部組織の推薦だと思われます。

ここでヴィハーンがイップスになってしまった理由をいくつか妄想してみたいと思います。

まず「最悪の敗北」に注目して、前話でパキスタンチームが出てきたことからの妄想ですが、国際試合でヴィハーンがミスを犯しパキスタンに敗北した説。

インドとパキスタンといえば仲が悪い国家として有名ですし、そんなパキスタンに敗北したことでインド国民から大バッシングを食らったという可能性です。パキスタンもカバディ強国ですし。

そもそも国際試合の敗北自体がインドでは許されないことなのかもしれないので、パキスタンに限った話ではないかもしれません。

世界大会などで活躍できなかったアスリートが自国民からバッシングを食らうなんて話はよく聞きますし、実際にカバディでも2018年のアジア競技大会でインドがイランに敗北し、初めて金メダルを逃した際にはかなりの失望を買ったという情報も耳にします。

もしかしたら灼熱カバディの世界でも似たようなことが起きて、本人の敗北ではなく大人の代表の敗北かもしれません。世界大会で王者陥落したら『最悪の敗北』なんて呼ばれそうですし。

ただカバディでインドを背負うということの重さを目の当たりにしただけの可能性もあります。

いずれにせよバッシングやプレッシャーなどで追い詰められ、試合でいつも通りのプレーが出来なくなりイップスに陥ったのかもしれません。

練習ではいつも通り動けるのに、「敗北」を恐れて本番では動けなくなってしまうというという風に説明もつきます。

日本へ来た理由も環境を変えて重圧から解放されるためかもしれませんね。イップスなどで燻っていたプロ野球選手がトレードされると途端に活躍しだすなんてこともありますし。

もしそうなら、試合前に言及されていた『観客は星海vs英峰に集まっていて能京vs奧武は注目されていない』というのが伏線になっていて、ヴィハーン復活の鍵になるかも?

ただこの説だと1ページの道の話は関係ないような気がします。

次に「手が動かないこと」に注目して、ハンドタッチで誰かを怪我させてしまった説。

奏和vs紅葉で佐倉のハンドタッチが片桐の眼の近くを掠ったように、ハンドタッチで相手を怪我させた結果イップスに陥り、トラウマから手が動きにくくなった可能性。

相手に怪我をさせてしまったことで調子が狂い敗北してしまった試合があるのかもしれません。それをキッカケにいつものプレーさえ行えなくなったのでしょうか。(それで最悪の敗北?)

またはプロの下部組織の練習で、プロ選手や将来の有望選手に怪我をさせてしまった可能性もあります。

しかしこの説だと練習でいつも通りプレー出来ているように見えるのが違和感がありますね。(イップスは発症状況も人それぞれですし完全に否定はできませんが。)

あとやはり道の話が関係ないように見えます。

最後に「脚の治療痕のようなもの」に注目して、怪我からの負のスパイラル説。

怪我をキッカケにいろんな悪循環に陥りズルズルと…という可能性。この場合「最悪の敗北」とは怪我をして敗北した試合のことを指すのでしょうか。

手が動きにくいのは怪我かイップスで一応説明が可能でしょうか。試合でいつものプレーができないことも怪我か恐怖ですかね。

しかし治療痕のコマはそう見えるだけなので説得力に欠けますし、やはり道の話が関係ない…!

これらの中のどれかだけではなくて、同時に2つ以上の出来事が起こった可能性も大いにあると思います。ただどれも道の話に関係がないように思えるのが難点です。

道の解釈がどうにも難しいですね。武蔵野先生は発想を飛ばしためちゃくちゃ凄い心象風景を描くことでお馴染みなので答え合わせを待つしか無さそうです…。

あと関係あるかどうかわかりませんが、現在までヴィハーンの名前が「ヴィハーン」としか表記されていないことに少し違和感がありますね。井浦もヴィハーン呼びでしたし。

インドではカースト差別が酷く、自身のフルネームを明かさないプロカバディ選手が何人もいます。もしかするとヴィハーンもその類いでしょうか?

だとすると最悪の敗北や劣化の原因に関わってくる可能性もなくはないといった感じですかね。

今までそんな素振りは見せてないので根拠のない妄想ですが、みすぼらしい犬の描写からなんだかそのようなことを連想してしまいました。

194話終了時点

次回考察

次回は再びインド編!ヴィハーンが受け取った推薦状は何なのか!どこに向かっているのか!犬が示すものは!最悪の敗北とは!全てが謎に包まれていてかなり楽しみです!


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