第193話 少ない実り、大きな敬意【感想】

マンガワンでの先読みの感想記事です

能京の攻撃は王城、3回目のレイド果たして…。

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本編感想

いやあ、ついに来ました!カウンターの深堀り回!奧武戦になってカウンターに触れられることが多かったのでいつかくるんじゃ無いかと思っていましたが…待ってました!

今まで自分が挙げてきたカウンターの疑問に関する答えがたくさん載ってましたよ!カウンターは矛盾点が多かったのでなんとか武蔵野先生の力でカバーして欲しいと以前ブログに書いていたので、願いが叶ったような気持ちです!

カウンター Q&A

さて、今回発表された情報を水澄がやっていた問答法のようにQ&A方式で触れていきたいと思います。

Q.カウンターとは?またその使用条件は?

A.隙を突いて急接近したり、力の流れを操って相手を倒したりする技。基本的には不意を突くことで使用可能。倒す場合は力の流れを理解し、呼吸の隙(吸うタイミング)をつく必要がある。

やはり接近する方と倒す方の2種類あるようですね。ややこしいので急接近はカウンター(接)、倒す方はカウンター(倒)と呼ぶことにします。

Q.なぜカウンター(倒)は守備では使えないのか?

A.攻撃手は息を吸わないから。

これは想像通りでしたね。つまり倒すには呼吸が絶対条件であり、今まで倒してきた相手は全員タックルの瞬間に息を吸っていたということでしょうか?

あと練習試合で高谷が「掴まれたら倒されていた」と言っていたのはただの勘違いということになりそうです。まあメタ的に考えるなら、この辺とは設定が変更されたと考えるべきでしょうか。来週のアニメはどう描写されるか…。

「正人のタイミングを合わせるカウンターは守備でも使えるぞ」という井浦のセリフがありましたが、カウンター(接)の方を言っていたようですね。

Q.カウンターは誰が使えるのか?

A.カウンター(接)はみんなやってる。カウンター(倒)はプロでも久納だけ。(王城も)

このみんなというのはおそらくプロの話ですかね。国内の高校生で王城以外が使用する場面はないので。インドでヴィハーンが急接近した技術もやはりカウンター(接)なのでしょうか?

プロでもカウンター(倒)を使えるのは久納だけとも明言されました。やはり久納が作った技のようですね。

Q.なぜカウンター(倒)が流行らないのか?

A.久納の説明が意味不明で誰も真似できないから。

うーん、これはちょっと違和感ありますね。それならばなぜ王城は使えるんでしょうか?才能に優れず、器用でもないと言われている王城に使えるなら他の人も使えるようになりそうなものですが…。結局カウンター(倒)を使う才能があったということなんでしょうかね。フィジカルがあるより、センスがあるより、カウンター(倒)を使う才能の方が恵まれているような…。

結局自分のカウンターへの違和感ってここなんですよね。恵まれない体格にもかかわらず努力のみでのし上がってきた、と描写されている王城がなぜみんなに使えないチート技を使えるのか。

持たざる者の最高到達地点かと思いきや、結局誰よりも稀有なカウンター(倒)の才能を持っていたという…。

例え才能に関係なく王城のみ学ぶ機会があったとかの理由だとしても、今度は王城のこれまでの描写や発言に違和感が出てくるような…。

Q.なぜ守備手の久納が攻撃用の技術であるカウンター(倒)を覚えたのか?

A.攻撃用に身につけたから。

誰も真似できない攻撃技術を身につけたのに、攻撃手としても活躍せず守備手のままだったのはなぜでしょう?プロでは通用しなかった、すぐ対策されたという感じでもなさそうですし。

あと、守備手が3年間攻撃のための練習に専念するとは思えないので、やはりカウンター(投)の練習は他と並行しながら行えるもののようですね。中学時代の王城が世界組でいられたように。

Q.なぜカウンター(倒)が流行らないのか?(2回目)

A.プロでもパワー>カウンター(倒)という結論に至ったから。

うーんこれもかなり違和感が。誰も真似できないからパワーに劣ると言われているだけな気が…。汎用性や覚えやすさの比較ならわかりますが…。

実際作中の描写でパワーはカウンター(倒)より強いと思った人いるんでしょうか?カウンター(倒)がパワーを蹂躙する場面しかないような…。たしかに守備ではパワーの方が有用ですが。

プロが選ばなかったんじゃなくて選べなかったのでは?選べたなら選び得な技術だと思います。

そもそも久納や王城の例を見るに片手間で行える練習なので、比較して取捨選択せずに両方練習すれば良い気がします。変な癖がつくという理由はいまいちピンときません…極めれば問題ないですし、隙を突く癖ができるのは良いことでは?実際、カウンター(倒)練習中の王城が世界組でいられたわけですし。

カウンター(倒)を”使えない”のは良いとして、結局パワーに劣るので”使わなくて良い”という結論にはならないような気がします。プロでも通用したようですし、現在日本の高校カバディ界では大暴れしてる技術ですから。

こんな感じでしょうか。解決した疑問もあれば、新たに湧いた疑問もありますね。新たに湧いた疑問についてもまとめてみます。

新しい疑問

Q.今まで倒されたきた人は全員息を吸っていたのか?

まずこれですね。カウンター(倒)に息を吸う絶対条件があることが確定したので。

そもそもカウンターが初登場した10話で「突発的な動作…力を入れる時、人間は必ず息を、『止める』か『吐く』か…」、「逆を言えば息を「吸う」時は無防備に近い。」という王城のセリフがあります。

守備手のタックルはこの「突発的な動作…力を入れる時」に該当するのではないでしょうか?

確かに10話の宵越や今回の山田には明らかな動揺が見られるので、息を吸う隙が生まれてカウンター(倒)を使用可能かもしれません。

しかし通常時の確信したタックルやキャッチって力を入れる動作なので息を吸わないような…。

例えば英峰に捕まった時の場面、君嶋も若菜も息なんて吸ってないように見えますし、掴まれてすぐにカウンター(倒)を使えるのは違和感が…。掴んで少しの時間は絶対力んでるので息は吸わないと思いますし。

六弦みたいに飛びついてタックルしてる選手なんかは特に息を吸っているとは思えない…。

それと今回、倒すには息を吸うことが絶対条件のように書かれていましたが、それならば力を入れずに停止する必要ってあるのでしょうか?呼吸のせいで守備では使えない技術ならば、呼吸をしなければ倒されることはないので無呼吸で引き倒してしまえば良いのでは…。

数人が組みついたらもう呼吸どころではなくなりますし、停止と無呼吸両方同時にする必要はない気がします。

攻撃もこなすカバディ選手にとっては無呼吸のキャッチなどお手の物でしょうし、この対策を知らないチームはまだしも、知ってさえいれば割と簡単に対策できそうなので今後どう描写されるか…。

多分上に浮かせるよりよっぽど効果的ですよね。亜川は知らなかったんでしょうか。

しかし山田が言うには疲労のない試合序盤でしか使えないらしい…なぜ…。

カウンター(倒)の気になる点の一つに『なぜ毎回都合よく使えるのか』という疑問があります。正直初期の頃(奏和練習試合あたり)は、呼吸の隙を突く技なので偶然タイミングがあった時しか使えないとか、パワー差が大きすぎる相手には使えないとか、何かと制約があるのかなと思っていました。あくまでも最後のセーフティネットのようなイメージでしたね。

違和感を持ち始めたのは合宿の英峰戦です。王城が倒された回でキャッチに成功した君嶋、若菜が立て続けに倒される違和感。この頃にはもう初期のような呼吸描写も無くなっていました。

蓋を開けてみれば掴まれた時にいつでも使える便利技…。相手が明確に対策を打たない限り使えます。

この辺りに自分は王城のキャラクターとカウンターの乖離を感じるんですよね。持たざる者ゆえの努力家のはずなのに、カウンターという稀有な才能。神頼みはせず自分の力だけで闘いたいはずなのに、毎回自分に都合の良いタイミングで呼吸する相手。(もちろん今回のように呼吸を誘導している場面もありますが、そうではない場面も多いです。)

Q.久納はなぜ攻撃手として活躍しないのか?

プロ選手の役割はレイダー、ディフェンダー(アンティ)、オールラウンダーの3つに分かれています。その中で久納はアンティ選手です。

アンティ選手は基本的に攻撃に出ざるを得ない場面でしか攻撃に出ることはありません。その中でもしもの時の攻撃役立つ技術、カウンター(倒)を覚える気持ちはわかります。

しかしその稀有な技術が通用したのであれば、レイダーに転向はまだしもオールラウンダーと呼ばれない理由はよくわかりません。守備だけで非常に強かったからアンティに専念ということなのでしょうか。または六弦のようにアンティという名のオールラウンダーということですかね。

Q.王城はなぜカウンターを使えるのか?

久納の説明が意味不明でプロ選手が誰も真似できなかったカウンターを王城はどうやって覚えたのでしょうか?これについては説明がこれからあるとは思いますが、ここの描写次第でまた王城への見方が変わってきそうです。

Q.六弦の『カウンターがヴィハーンに刺さることを期待している』とはいったい何なのか?

このセリフが出てきたとき、てっきりカウンター(倒)が守備でも使えるようになるのかとかなり心配していました。しかし今回、守備では使用できないことが明らかになったのでじゃあどう刺さるの?という疑問が生まれましたね。

六弦は『ヴィハーンを守る守備』を見ながらこの発言をしているので、ヴィハーンが掴みに来ないことは知っています。守備では使用不可能です。

ヴィハーンが掴むしかない状況のことを言っているのでしょうか?しかしそれを『刺さる』というかなあ…?レイダーのヴィハーンに刺さるというのは守備についての発言に思えますが…。

まとめ

とりあえずこんなところでしょうか。正直、カウンターの設定や描写にはすでに齟齬が多いので完全にはカバーしきれない状況ですね。

それでも一応の説明をつけてくださったことはありがたいですし、パワーが蔑ろにされていると感じていた身としては「力への敬意まで捨てたつもりはない」という台詞を聞けたことは嬉しかったです。

このままずっと言及していても埒があかないので、今回でとりあえず疑問やモヤモヤは吐き出せましたしこれからは特に触れないようにしたいと思います。連載漫画なので矛盾ができるのはどうしても仕方ないですしね。

山田

アンクルキャッチ

これまたドンピシャのアンクル、やはりキャッチが得意な選手ということでしょうか?水澄に対してきめるのはまだ容易だと思いますが、王城へも見事に決めましたね。

アンクルキャッチという視点で見ると六弦より得意なのでは?

王城対策

メンバーにプレッシャーを与えないようための選択、外園と同じことをしていますね。異常さを知る自分がメインで対処し、他のメンバーを動きやすくすると。

外園がキャプテンとして選択した作戦なので有効なものだと思われますね。実際メンバーの動きはよくなりましたし。

ヴィハーンがいるので対王城もいろいろ試していけそうですし、このままいけばいずれ倒せるような気がします。

パキスタン

山田の口から語られた世界線で威圧感の強かったパキスタンチーム。いずれ来る世界戦の伏線でしょうか!?

奏和戦終わって以降、世界戦を匂わせる描写が増えているので期待してしまいます!!

さて、灼熱カバディのパキスタンチーム自体は右藤の回想でも名前が出てこなかった初出のチームですね。しかし現実のアジア競技大会では毎回3位以内に入る強豪チームです。

ちなみに男子全8大会中、インドは金メダル7回銅メダル1回、日本は銅メダル1回の成績です。

灼熱カバディで例えるとパキスタンは英峰のようなチームでしょうか。インドは星海です。もし再び世界戦をやるとすればラスボス一歩手前あたりで戦う相手になりそうですね。

193話終了時点

次回予想

次回は奥武の攻撃から始まりますが…当然攻撃手はヴィハーンだと思われます。通常時のヴィハーンなら2点くらいやすやすと取り返して仕切り直しとなりそうなものですが、この試合のヴィハーンには何らかの『違和感』があります。

次回はついにその正体が語られるのではないかなと。個人的に推しているのはやはり怪我・病気説ですね。

また同時に日本へ来た理由も語られる可能性もありそうです。一切が謎に包まれているヴィハーンについての深掘りがありそうなので来週が待ち遠しいです!

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